しっかりと高いアルコール度数がありながらも、溌剌としたホップのキャラクター、控えめなモルトの甘み、そしてキレのあるフィニッシュ。
このBig Little Thingの味わいは一般的なImperial IPAと一線を画しています。
最初の工夫はマッシュ段階から始まります。大量の麦芽を使用し、それを普段以上にしっかりと粉砕することにより糖化を促進させます。これにより、酵母はほぼすべての糖を代謝することができ、アルコール度数を高めながらも麦芽の甘さを抑えることができます。仕上げに、酵母とホップが独自の方法で魔法をかけてくれます。
活発な発酵段階でドライホッピングを行うことにより、酵母の細胞がホップの化合物を変化させ、ホップ単体にはなかった全く新しい香りや味わいを解き放つようになります。
Big Little Thingの独特なトロピカルフレーバーはまさにこの反応から生まれています。
※IBU:45